パンセミナー24回が先月終わり、今月からハイセミナーが始まりました。
ハイセミナーが終わればハイセミナーⅡ、その後はハイセミナーⅢとまだまだ続きます。その先のレシピもどんどん作られているようで、ほんとパン修行には終わりがないですね。
ハイセミナー1回目のメニューは「オレンジワッサン」と「プレッツェル」
オレンジワッサンは、オレンジカットが入ったパン生地と、バターを折り込んだデニッシュ生地を重ねて食パン型に入れて焼いたもの。
普通のオレンジカットが入った食パンとデニッシュ食パンが合わさったような、不思議な感じ。バター折り込まれているので、バターの風味たっぷりです。
プレッツェルは、デニッシュ生地を細く切ってプレッツェル形に成型して焼いたものに、アイシングをしてアーモンドスライスをのせています。
甘くてパイのお菓子みたい。
今日はこのメニューに加えて、油脂量の違いでパンがどう違うかの実験をしました。
油脂量1%、5%、15%のイギリスパンを実際に作ってみて観察。
1次発酵で早く大きくなるのは油脂1%のもの。でも、仕上げ発酵であがりがよく、窯伸びが良かったのは15%のもの。
焼成後、クラスト(パンの耳部分)が薄く、クラムも柔らかい、今どき流行りの食パンに近いのは油脂量15%のものでした。油脂量1%のものは、クラスト厚めでサクサクした食感。いつもの食パンと同じ油脂量5%のものも、15%のものとは明らかに違ってクラストは厚めで、クラム(中身)は柔らか~という感じではありません。
油脂量、どれがいいのか?これは、個人の好みでしょうね~。油脂が多い食パンは柔らかいし、これはこれでとっても美味しいのだけれど、私の好みはどちらかというと、クラストがしっかりしていてサクサクした食感のものかな~。
実は私、食パンは、ハードトーストが一番好き♪
毎日食べるなら、油脂たっぷりのリッチで柔らかいものより、素朴な食パンのほうが飽きが来ないかな。。。
でもほんと、これはそれぞれの好みですよね。ちなみにうちの旦那さまは柔らかいふわふわ食パンが好きなようです。
みなさんは、どんな食パンがお好きですか???
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